黒田武志

黒田武志

大阪のグラフィックデザイナーであります。

彼の作るロゴやチラシ、デザインもさることながら、
彼が作る「作品」が凄い。

ボックスの中に閉じこめられた独特の世界観。
死生観や宇宙観までも感じさせるこの作品は、
いくら観ていても見飽きない。

もちろん彼の作品集もシリアルナンバー入りで持ってたりする。

あまり近頃見かけないけど、
(私が大阪に芝居を見に行かなくなったからだけど)
最近は映画のチラシとかも作ったりしてるんだね〜。

もちろん彼のデザインワークも大好き。
文字の並べ方や、文字の好み、色合い等々、
影響を大きく受けていたことがありました。

デザイナーを辞めた今も、
私の心を揺さぶる、目指すべき、愛すべきデザイナーなのです。

http://homepage.mac.com/sandscape/


【黒田武志】を知ったきっかけ
>今は廃刊となった「じゃむち」のエディトリアルディレクター
 解散した「惑星ピスタチオ」のチラシのディレクターだった


明日は私的カリスマ雑誌
バウフアウトについて。


barfout!

まだCSが開局して間もなく。

MONDO21がおいろけチャンネルでなく、
サブカルチャー的な要素が強かった頃のハナシ。

そのMONDO21のアズーロ、という番組で、
山崎二郎という編集者が出てきて、
barfout! という雑誌を初めて知った。

http://www.so-net.ne.jp/barfout/

(どうも山崎二郎って人はここでコラムもたまにかいているらしい?)
http://www.lilyfranky.com/


この時「サブカル」という言葉もなかった?ようで、
彼のアンテナにひっかかるものは
「POP」なもの。
ということで数回に渡って「POP」とは何かを
追求されてたよう。

下北沢を歩いて、キューピー人形を買ってみたり
スマイリーくんに興味を持ったり。

とにかくなんかその雰囲気が面白くて、

その後、その雑誌を手に取るきっかけになる。


フリーペーパーを雑誌にしたようなスタイル。
今でこそ「売れ線」を狙って、音楽雑誌にスタイルをかえたっぽいけど…。

0〜50号辺りぐらいまではイイ線いってると思うんだ〜。

そこで出逢った漫画、「カネコアツシ」の「R」はなんとも「ポップ」。

資本主義の本質について

「多様な人格を持ってるのはむしろ商品であって、
人々は消費することなしに、個性や生き方を決定づける事すら不可能である」

と言うのは今も、自分にすごく「心」に残る言葉。


【barfout!】を知ったきっかけ
>CSチャンネルMONDO21にて。


明日は写真家さん
若木信吾について。