会ってきた。
人と会ってきた。
たくさんの人だ。
その中のひとり。
昨日は、会って、泣きそうになった。
怒る理由もわかるし、言われた内容も理解できる。
だけど、昔のように戻れといわれても本当に困る。
本当に、信頼している人に、
同時に裏切られるっていうのは、
トラウマなのです。
もう思い出したくない。
会うことで思い出したくない。それだけで。
わたしは人間関係をイチからゼロにしたつもりだった。
ちゃんと気にしてくれてありがとう。
ひさしぶりに泣いた。
それが何の意味があるのか私には分からない。
そのまま、一人で、ある所に行った。
昔、思い出のある人と良く言っていた場所だ。
たまたま一緒だった人の家の近くまで送って、
通りかかって、
お腹が減って、入った。
何年も前と、何もかわりが無かった。
「たまに○○、ここに来るよ」。
「でも、今会ってどうするのってかんじですね」
強がりでなくホンキで。
無口な彼と、正直、話せる話題なんて、もう、思い出話しかないのだ。
好きな人が一人で居て欲しい、なんて唄があるけど。
私は、それがすごく嫌だ。
ちょっとキツイけど、むしろその逆で、早く幸せになって欲しいと思う。
そしたら自分も気持ちを切り替えなきゃ行けないし、スッキリする。
自分の場所がそこじゃないって、ちゃんとわかるから。
存在が辛くていっそ、「私の知っている世界から居なくなってくれればいいのに」
とは思ったことがあるかもしれないけど…。
ちょっと、自分は歪んでる。
「もうちょっと自分を愛してあげないと、人もちゃんと愛してあげられないよ。」
何度となく、アドバイスを受けている言葉。
わかっているけど、自分がないわけじゃないんだけど
好きな人が笑っていて、
幸せだったら
自分の存在なんかけっこう、どうでもよくなってしまう。
私がいないほうが、相手を苦しめずに済むなら
と、勝手に諦めることもある。
他の人と一緒に居た方が幸せだったら、そっちのほうが本当の愛情ではないのか、
などと思ってみたり。
泥水すすりあってでも、一緒にいたい。
そんな覚悟が、私には足りない。